フランス国債の格下げの可能性が出てきたという。要するにヨーロッパ各国政府の収入と支出がもたなくなってきたという事か。債権者は必死だから、まずい物は売って、より安全な物に乗り換える。自分がその立場だったら当然のことだ。ヨーロッパに倒産が増え、失業が増えそうという。神田昌典氏は2015年ほどから大転換が始まるという。しかし、実際にはもう始まっているようだ。ここで勘違いしないでほしい。これは日本政府の財政の話で、まずは民間とは関係がない。我々民間業者は、最初から地獄の中を走り回っている。100人起業して生き残るのは5人ぐらいだろう。政府がおかしくなって、最初に困るのは年金生活者と公務員だ。予測も大事だが、最初から阿鼻叫喚の中にいる者にはどうという事はない。どうやったら駒に鞭を入れ、駆け抜けれるか、楽しみながら考えればよい。そういう目で見ると、予測もより正確になるのではないか。