第1記事は「被災地石巻の土地家屋調査士の活動」で、渋谷氏のインタビューです。まず渋谷氏は今回の大震災で奇跡的に命を取り留めました。その後、破壊された土地の境界をどのように確定するのか、当事者を探し出す苦労、復興の雰囲気、建物についての滅失登記、相続税評価などに話が至ります。

第2記事は「マンション問題について その2」で、編集長宮地忠継の投稿です。前回の区分所有者の財産関係に続く第2回目で、管理組合と言うものはどういうものか、管理費徴収で、居住組合員と不在組合員との間で差をつけたケースの判例、理事長の問題、騒音・ペットなどの居住者同志の争いの判例などを論じています。