第一記事《訪問インタビュー》
借家の改造が自由になる! ーUR都市機構の新規賃貸住宅事業ー
UR都市機構・東日本賃貸住宅本部住まいサポート業務部・営業  推進第3チーム チームリーダー  倉上卓也
「借家の内装を借家人が自由に変えてよい。こういう賃貸住宅が出てきました。これは場合によったら不動産と言うものの見方を変える可能性を秘めています。今月はこのコンセプトを推進されているUR都市機構の倉上卓也氏にお話を伺いました。」

①内装はテナントの自由
壁の色を変える、床をフローリングに変える、押入れをクローゼットに変える、キッチンにタイルを張る等を借家人が自由にできる。本人がやっても良いし、リフォーム会社に頼んでも良い。原状回復は必要なし。今後の方向として、間仕切りの変更や、水回りの位置の変更も考えている。その場合は、床下に配置されている下水道の勾配の角度が重要になる。マンションを評価する場合、細かな内容よりもまず駅近、そして、こういう改造可能性の能力の評価が必要になる。マンション評価の基準が変わる。

②企画の背景にあるもの
築20年ぐらいの物件をどう再活用化するかと言う考えの中から出てきた。

第二記事《講演記録》
我国社会はどう難局を乗り切るか その2
-歴史を見ながら考える-
協会専務理事・本紙編集長 宮地忠継
前号(江戸時代の分析)の続き  昭和恐慌・金解禁  現代の問題・国債問題  私の個人経験から  仕事を作る  不動産業界の新しい潮流  どう見るべきか、何をすべきか